個人的に使うLinuxコマンド一覧
2025-07-26
cp
ファイルやディレクトリをコピーするためのコマンド
cp [オプション] コピー元 コピー先-ror-R: ディレクトリを再帰的にコピーする(フォルダごとコピー)-i: 上書き確認あり-f: 強制的に上書き-u: コピー先が古い時のみ上書き-v: 実行内容を表示-p: パーミッション・タイムスタンプなどの属性もコピー
例:
cp -rpf myfolder backuprsync
ファイル同期・コピーで使用される
SSHでのファイル転送にも対応している
rsync [オプション] コピー元 コピー先-a:cp -rpとだいたい一緒-r: ディレクトリを再帰的にコピーする(フォルダごとコピー)-v: ファイル名やファイルサイズを表示する
例:
rsync -a myfolder backuprm
ファイルやディレクトリを削除するためのコマンド
rm [オプション] ファイル名orディレクトリ名-i: 削除前に確認する-r: ディレクトリを再帰的に削除する-f: 確認せず強制削除する
例:
rm -ri myfolderln
リンクファイルを作成するコマンド
ln [オプション] 元ファイル リンク名-s: シンボリックリンクを作成
リンクの種類
ハードリンク: 元ファイルとまったく同じ実体を指すリンク。元が削除されてもリンクは使えるシンボリックリンク(ソフトリンク): 実体はなく、パスを参照するファイル。Windows でいう「ショートカット」に近い
ps
実行中のプロセスを表示するコマンド
psa: 他ユーザーのプロセスも含めすべて表示u: 実行ユーザーや CPU 使用率なども一緒に表示x: ターミナルに紐づかないプロセスも表示(デーモンなど)-e: すべてのプロセスを表示-f: フルフォーマットで表示(UID, PPID, STIME など)
例:
ps axnohup
シェルを閉じてもバックグラウンドでプログラムを動かし続けるコマンド
nohup コマンド [引数] &例:
nohup ./example.sh &出力内容はカレントディレクトリに作成されるnohup.outに保存
nohup ./example.sh > log.txt 2>&1 &stdout(標準出力)とstderr(標準エラー)をlog.txtに保存
ファイルディスクリプタ
-
0: 標準入力(stdin) -
1: 標準出力(stdout) -
2: 標準エラー(stderr) -
2>: stderr をリダイレクトする -
&1: リダイレクト先は stdout
つまり2>&1は、標準エラーを標準出力と同じところに流す
プロセス停止方法
kill [PID]